演題 |
命の世話~ひとりを生きること・人とともに生きること~ |
講師 |
鷲田 清一(わしだ きよかず)さん
〇大阪大学総長の時の卒業式の式辞
〇老いの空白
1949年京都生まれ。京都大学大学院文学研究科(哲学)博士課程修了。大阪大学総長を経て、現在大谷大学文学部教授。現象学、服飾論、身体論、ケア論といった幅広い分野で新たな理論を切り開いてきた日本有数の臨床哲学者。特に著書『「聴くこと」の力』「〈弱さ〉のちから」 はケアの現場の支援者たちの新しい実践を支える理論的裏付けを与えるものとなっている。「分散する理性」「モードの迷宮」により、89年サントリー学芸賞受賞、『「聴く」ことの力』により、2000年桑原武夫学芸賞受賞、『「ぐずぐず」の理由』により、2012年読売文学賞受賞。『メルロ=ポンティ』『待つということ』『語りきれないこと――危機と傷みの哲学』『じぶん・この不思議な存在』など著書多数。
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内容 |
「人生100年」時代。最期の”いのち”の世話を誰に託すかが誰にとっても不確かな時代。
そうした現代だからこそ、全ての人に問われる「ひとりを生きることの意味」。「家族と共に生きることの意味」。「家族を超えてつながりのなかで生きることの意味」
現代人が避けては通れないこうした根源的な問いを臨床哲学の深い思索を通して、お話しいただきました。
私たちひとりひとりが生きる力を得られるいい機会になりました。
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期日 |
2013年4月6日(土)13:30 (開場13:00) |
場所 |
広島県民文化センター(鯉城会館)大ホール
中区大手町1丁目5-3 TEL: 082-245-2311 |
参加費 |
500円 |
後援 |
広島市 |
主催 |
高齢社会をよくする女性の会・広島(朝日新聞厚生文化事業団助成事業) |